ベビーカーを買うとき、「みんなどのくらい出してるんだろう?」と気になった経験はないでしょうか。
わが家も第一子が生まれる前、妻と一緒にベビーカー選びを始めたとき、価格帯の幅が想像以上に広くて正直戸惑いました。1万円以下のものもあれば、10万円を超えるモデルまであり、「どのくらいのものを買えば失敗しないか」がなかなか判断できなかったのです。
ネットで調べても、「高いものが良い」「安くても十分」という意見が入り混じっていて、余計に迷ってしまいます。価格帯ごとの具体的な違いや、自分たちの生活スタイルに合った選び方を知りたいと思っても、参考になる情報がなかなか見つからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ベビーカーの実際の購入価格アンケート結果から平均相場、価格帯別の特徴・違い、種類(A型・B型・AB型)ごとの値段相場、ライフスタイルに合った選び方まで、まとめて解説します。
「いくらのベビーカーを買えばいいか分からない」「予算をどこに設定すべきか」という疑問を持つ方に、具体的な判断材料をお届けします。購入前の参考にぜひ読んでみてください。
【結論】ベビーカーはみんないくらの買った?平均相場と選び方まとめ
みんなのベビーカー購入金額アンケート結果
ベビーカーを実際にいくらで購入したか、先輩パパ・ママのアンケートデータをまとめると、価格帯の分布にははっきりした傾向が見えてきます。
| 価格帯 | 購入者の割合(目安) | 主な購入理由 |
|---|---|---|
| 1万円未満 | 約5〜8% | とにかく安く抑えたい・補助的に使う |
| 1万円〜3万円未満 | 約20〜25% | コスパ重視・短期間しか使わない予定 |
| 3万円〜5万円未満 | 約30〜35% | 機能と価格のバランスを重視 |
| 5万円〜7万円未満 | 約20〜25% | 機能性・安全性へのこだわり |
| 7万円以上 | 約10〜15% | ブランド・デザイン・長期使用を重視 |
このデータから読み取れるのは、3万円〜5万円台が最も購入者が多い価格帯であるということです。全体の約3割がこのレンジに集中しており、「機能と費用のバランスが取りやすい」というのが主な理由として挙げられています。
一方で、1万円〜3万円未満という比較的リーズナブルな価格帯も2割以上の選択肢として機能しています。これはB型ベビーカー(バギー)を最初から選ぶ家庭や、第二子以降で「そこまで予算を使わなくていい」と判断した家庭が含まれているためです。
7万円以上のハイエンドモデルを選ぶ層も一定数いますが、これは「絶対に良いものを使わせたい」という強い意志というよりも、デザインへのこだわりや都市部で使う走行性能・機能性を重視した結果という声が多く聞かれます。
ベビーカーの平均購入価格はいくら?
各種アンケートや調査をもとに算出すると、ベビーカーの平均購入価格はおよそ4万円前後というのが実態に近い数字です。
ただし、A型・B型・AB型という種類によってこの平均は大きく変わります。A型(生後1〜2ヶ月から使えるリクライニングタイプ)は構造が複雑なぶん価格が上がりやすく、平均で4〜6万円台になることも多いです。一方のB型(お座りができる7ヶ月頃から使えるバギータイプ)は1〜3万円台に集中しており、全体の平均を引き下げる要因になっています。
わが家の場合は妻と相談して最終的に4万円台半ばのA型を選びましたが、「もう少し安いもので十分だったかな」と感じた場面もあれば、「この機能があって助かった」と思う場面もありました。そのくらい、どの価格帯が「正解」かは生活スタイルによって変わるものです。
価格の平均値はあくまでも参考の数字として使い、自分たちのライフスタイルにどんな機能が必要かを軸に選ぶことが、後悔しない買い物につながります。
安いベビーカーは恥ずかしい?正直な意見まとめ
「安いベビーカーだと周りの目が気になる」という声も、子育てコミュニティでは一定数見られます。ただ正直なところ、周囲の親が他の人のベビーカーの価格帯を気にしているケースはほとんどありません。
実際に公園や育児施設で使っている親御さんに聞いてみると、「デザインは気になっても、価格は分からない」という回答が圧倒的多数です。価格と見た目が一致しないモデルも多く、2万円台でも高見えするものはたくさんあります。
むしろ「安いから恥ずかしい」という感覚より、「子どもが安全・快適に乗れているか」「親が使いやすいか」を優先した選択のほうが、日常生活での満足度が上がります。高額なモデルを購入して「思ったより重くて毎日がつらい」という声も少なくなく、価格と満足度は必ずしも比例しません。
コストパフォーマンスの良い選択を「賢い選択」と感じるか「恥ずかしい選択」と感じるかは、視点の問題です。安さへの引け目より、自分たちの生活に合っているかどうかを判断基準にすると、迷いが減ります。
ベビーカーの価格帯別特徴と違いを徹底解説
1万円以下・エントリーモデルの特徴
1万円以下のベビーカーは、価格の安さが最大の魅力ですが、機能や素材の制限があることを理解した上で選ぶ必要があります。
主な特徴としては、フレームが軽量ではあるもののプラスチックパーツが多く、長期使用には向かないモデルが中心です。リクライニング角度が限られていたり、タイヤが小さくて段差や砂利道での走行が安定しにくかったりするケースがあります。シートクッションが薄く、長時間の使用では子どもの快適性が低下することも考えられます。
とはいえ、「旅行時のみ使う」「日常はほぼ抱っこ紐で、ベビーカーは補助的に使う」というライフスタイルであれば、1万円以下でも十分に機能します。収納や実家への持ち運び用として割り切って購入するのもひとつの賢い使い方です。
2万円〜3万円台:コスパ重視モデルの特徴
この価格帯は、コストパフォーマンスの高さから多くの家庭に支持されているゾーンです。ブランドによっては国産メーカーの標準モデルも含まれ、基本機能がしっかり揃っています。
具体的には、リクライニング機能・折りたたみのしやすさ・ある程度の走行安定性が確保されており、日常使いには十分な性能を持つモデルが多く揃っています。タイヤもゴム製のものが増え、エントリーモデルよりも乗り心地が向上します。
ただし、デザインの選択肢やカラーバリエーション、クッション素材の品質、サスペンション機能などは上位モデルに比べて限定的です。「毎日使うには十分だけど、こだわりたい人には物足りない」という評価がこの価格帯によく当てはまります。
3万円〜6万円台:スタンダードモデルの特徴
購入者の割合が最も多いこの価格帯は、機能性・安全性・デザインのバランスが取れたゾーンです。大手ブランドの主力モデルがこのレンジに多く集まっており、選択肢の幅が最も広いという特徴があります。
タイヤの走行性・サスペンション・ハンドルの高さ調整・シートの素材感など、細部のクオリティが2万円台と比べて明確に上がります。折りたたみのしやすさや自立機能も備えているモデルが多く、電車移動や車のトランクへの積み下ろしがしやすい設計です。
国内では「コンビ」「アップリカ」などの主力モデルがこの価格帯に含まれており、機能と信頼性のバランスから多くの家庭に選ばれています。
7万円以上:ハイエンドモデルの特徴と買う価値
7万円以上のモデルは、走行性・素材・デザイン・安全機能のすべてにおいて上位の仕様を持ちます。代表的なブランドとして「サイベックス」「ジョガー」「ストッケ」「バガブー」などの海外ブランドがこの価格帯の中心を担っています。
最大の違いは走行安定性とクッション性能です。エアタイヤやサスペンション機構が充実しており、段差・石畳・砂利道などでも赤ちゃんへの振動が少ない走行が実現できます。長距離を歩く機会が多い都市部の家庭には、この走行性の差は体感しやすいポイントです。
ハイエンドモデルは「良いものを長く使いたい」「デザインにこだわりたい」という家庭向けであり、全員に必要なわけではありません。使用頻度・移動環境・予算のバランスで判断することが大切です。
価格帯ごとの性能・機能・デザインの違い
| 比較項目 | 1万円以下 | 2〜3万円台 | 3〜6万円台 | 7万円以上 |
|---|---|---|---|---|
| 走行安定性 | △ | ○ | ◎ | ◎◎ |
| クッション・乗り心地 | △ | ○ | ○〜◎ | ◎ |
| 折りたたみやすさ | ○ | ○ | ◎ | ○〜◎ |
| 重さ(軽量性) | ◎ | ○〜◎ | ○ | △〜○ |
| デザイン・カラー選択 | △ | ○ | ○〜◎ | ◎ |
| 安全性能・素材 | △ | ○ | ◎ | ◎ |
| 使用年齢範囲 | 限定的 | 標準的 | 広め | 広め |
この表からも分かるように、価格が上がるほど「走行性能」「素材の品質」「デザインの選択肢」が向上する一方、1万円以下のモデルは「軽さ」だけが突出していることがわかります。
注意したいのは、「重さ(軽量性)」が必ずしも上位モデルで有利ではないという点です。ハイエンドモデルはエアタイヤや金属フレームを使うぶん重くなる傾向があり、車を使わず毎日電車や階段での持ち運びが多い家庭では使い勝手が下がることがあります。
性能の違いを「数値」だけで見ず、自分たちの使用シーン・頻度・移動手段に照らし合わせて評価することが重要です。たとえば毎日のスーパーへの徒歩移動がメインなら走行性・クッション性を優先し、旅行時メインなら折りたたみやすさ・軽さを優先するという視点が判断の助けになります。
国産ブランドと海外ブランドの価格差と違い
| 比較項目 | 国産ブランド(コンビ・アップリカなど) | 海外ブランド(サイベックス・バガブーなど) |
|---|---|---|
| 価格帯 | 2万円〜6万円が中心 | 5万円〜15万円以上が中心 |
| 軽量性 | 軽めのモデルが多い | やや重い傾向あり |
| 折りたたみ | コンパクト設計が多い | やや大きめ |
| 走行性能 | 舗装路向き | 悪路・段差にも強い |
| デザイン | 機能優先のシンプルデザイン | スタイリッシュなデザインが多い |
| アフターサービス | 国内対応が充実 | ブランドによる |
国産ブランドの最大の強みは「日本の生活環境に合わせた設計」です。電車の改札口を通りやすいコンパクトな折りたたみサイズ、階段や段差の多い環境での軽量設計、そして修理・部品交換などのアフターサービスが日本語で対応してもらえる安心感があります。
海外ブランドは「走行性能」と「デザイン性」に強みがあります。石畳や坂道が多い欧州設計のモデルは悪路での走行安定性が高く、長距離の散歩をよくする家庭には向いています。ただし、重さ・サイズ・価格の高さが国産との大きな差として現れます。
どちらが優れているではなく、生活環境・使用頻度・予算に応じて選ぶのが正解です。国産を選んでいる家庭が多い理由は「価格と使いやすさのバランス」にあり、海外ブランドを選ぶ理由は「機能へのこだわりとデザイン重視」に集約されることが多いといえます。
ベビーカーの種類別(A型・B型・AB型)値段相場
A型ベビーカーの値段相場と選び方
A型ベビーカーは、生後1〜2ヶ月頃から使用できるリクライニング機能付きのタイプです。新生児期から使えるぶん、フレーム・シート・リクライニング機構などが充実しており、価格が高くなる傾向があります。
値段の相場は3万円〜8万円程度が中心で、スタンダードモデルが4〜5万円台、機能が充実したハイエンドモデルは7万円以上になることも多いです。第一子に選ぶ家庭が特に多く、「赤ちゃんが生まれてすぐから使いたい」という需要に応えた設計です。
選ぶ際は、シートのリクライニング角度(ほぼフラットになるかどうか)・重さ・折りたたんだ際のサイズ感を必ず確認しましょう。A型は機能が多いぶん重くなりやすく、4kgを超えると電車での持ち運びが毎日の負担になりやすいため、重さは必ずチェックしてください。
B型ベビーカー(バギー)の値段相場と選び方
B型ベビーカーは、お座りができるようになる生後7ヶ月頃から使用できる軽量・コンパクトなタイプです。A型に比べてシンプルな構造のため、価格が抑えやすく、1万円〜3万円台が相場の中心です。
最大のメリットは「軽さ」と「折りたたみやすさ」で、2〜3kg台のモデルも多く、電車・バス移動の多い都市部での使い勝手が非常に高いです。国内で人気の高いB型バギーには、軽量性を追求した「マクラーレン」「ジョイー」などのモデルがあります。
選ぶ際のポイントは、荷物を入れるバスケットの大きさ・日よけの大きさ・シートのクッション性です。B型は構造がシンプルなぶん日よけや収納部が小さいモデルもあるため、実際に使う場面を想像しながら確認することをおすすめします。
AB型ベビーカーの値段相場と選び方
AB型は、A型とB型の両方の要件を満たすとして認定されたタイプです。生後1〜2ヶ月から使えてかつ軽量・コンパクト、という利便性の高さが人気の理由です。価格相場は3万円〜6万円台が中心です。
国内では「コンビ スゴカルシリーズ」「アップリカ スムーヴ」などがAB型の代表的なモデルとして知られています。A型の安心感とB型の使いやすさを両立しているため、「1台でずっと使いたい」という家庭に向いています。
ただし、「AB型だから完全に両方の良いとこ取りができる」というわけではなく、A型専用と比べると新生児期のリクライニング角度が若干劣るモデルもあります。購入前に「フルリクライニング角度が何度か」を確認すると、後悔を防ぎやすくなります。
三輪・高機能モデルの価格帯と特徴
三輪ベビーカーは、前輪1輪・後輪2輪という設計が走行安定性に優れており、操作性の高さが特徴です。価格帯は5万円〜15万円以上と高めで、国内ではあまり多く流通していませんが、おしゃれさと走行性能から一定の人気があります。
代表的なモデルとして「ジョガーシティミニ」「サイベックスミオス」「エアバギー」などがあり、デザイン性の高さから人気を集めています。悪路での走行・長距離の散歩・アウトドアシーンなど、アクティブな生活スタイルの家庭に向いています。
一方で、三輪タイプは折りたたみ後のサイズが大きくなりやすく、電車・バスの移動が多い家庭やマンションで保管スペースが限られる家庭には向かないケースもあります。かっこよさや走行性能に惹かれる気持ちは十分理解できますが、日常使いのしやすさと照らし合わせた判断が大切です。
ライフスタイル別・目的別おすすめ価格帯の選び方
移動手段(車派・電車・バス派)で変わる最適価格帯
移動手段によって、ベビーカーに求める性能は大きく変わります。
| 主な移動手段 | 優先すべき機能 | おすすめ価格帯 |
|---|---|---|
| 車がメイン | 折りたたみサイズ・収納性・走行安定性 | 3万円〜5万円台 |
| 電車・バスがメイン | 軽量性・コンパクトな折りたたみ・片手操作 | 1万円〜3万円台(B型) |
| 徒歩・散歩がメイン | クッション性・走行安定性・長時間対応 | 4万円〜7万円台 |
| 車と電車の両用 | 軽量性と走行性のバランス | 3万円〜6万円台(AB型) |
車がメインの家庭でよくある悩みは「トランクに収まるか」という点です。折りたたみ後のサイズを必ずカタログや実店舗で確認し、自家用車のトランクに収まるかどうかを実際にチェックすることをおすすめします。
電車・バスをメインに使う家庭は、毎日の乗り降りで持ち上げる機会が多いため、重さが最優先になります。改札口をスムーズに通れるコンパクトさも重要で、この場合はB型バギーの1〜3万円台のモデルが現実的な選択肢になることが多いです。
移動手段が決まれば、自然と必要な機能が絞られ、価格帯の判断がしやすくなります。
よく行く場所・路面環境で選ぶべき価格帯
同じ「徒歩移動」でも、平坦な住宅街を歩くのか、石畳や坂道が多い場所を歩くのかで、必要なタイヤ性能・サスペンション性能は大きく変わります。
平坦で舗装された道が多い環境では、スタンダードな国産モデル(3〜5万円台)でも走行性能は十分です。一方で、公園の砂利道・坂道・段差の多い古い住宅地などが生活エリアに多い場合は、エアタイヤやサスペンション付きのモデル(5〜8万円台)を検討する価値があります。
実際に使う路面環境を思い浮かべながら選ぶことで、「高いモデルを買ったのに日常では性能を活かせなかった」「安いものにしたら段差で苦労した」という失敗を防ぎやすくなります。
第一子・第二子以降で変わるベビーカー予算の考え方
第一子の場合、「どんなものが必要か分からない」という状況から慎重な選択をしやすく、しっかりとした機能のA型やAB型を選ぶ傾向があります。結果として予算は4〜6万円台になることが多いです。
一方、第二子以降になると、「前回の経験から本当に必要な機能が分かった」という状態で選べるため、無駄のない選択がしやすくなります。第一子のときのベビーカーを引き続き使う家庭も多く、買い替えが必要な場合も「軽くてシンプルなものでいい」と判断する傾向があります。
第二子以降でベビーカーを買い替える場合は、1〜3万円台のB型や、コンパクトなAB型を選ぶ家庭が増えるという傾向があります。育児経験があるぶん「使う場面」を具体的にイメージして選べるため、コストを抑えながらも満足度の高い選択ができるケースが多いです。
家族構成・生活スタイルで選ぶ価格帯の目安
家族構成や生活スタイルによっても、最適な価格帯は変わります。
- 共働きで保育園の送り迎えがメイン:折りたたみやすさ・軽さが重要(2〜4万円台)
- 在宅・専業で毎日長時間使う:走行性能・クッション性が重要(4〜7万円台)
- アウトドア好き・旅行が多い:悪路対応・耐久性が重要(5万円以上)
- 祖父母が頻繁に使う:軽量・操作性シンプルなモデル(1〜3万円台)
特に祖父母がよく一緒に散歩に連れていく予定がある場合は、祖父母にとって扱いやすい重さと操作性を優先したほうがよいでしょう。機能が多く重いモデルは、慣れない人には負担になることがあります。自分たちが使いやすいものが、一緒に育てる人にとっても使いやすいとは限らないという点は、意外と見落とされがちです。
新品・中古・レンタルどれがお得?費用で比較
| 購入方法 | 初期費用 | メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|---|---|
| 新品購入 | 1万〜15万円 | 状態・安全性が保証される | 費用が高め |
| 中古購入 | 数千円〜3万円程度 | コストを大幅に抑えられる | 安全基準・フレーム劣化の確認が必要 |
| レンタル(短期) | 月数千円〜1万円程度 | 旅行・帰省などの一時利用に最適 | 長期では割高になる |
| レンタル(長期) | 月3,000〜8,000円程度 | 返却できるため処分不要 | 期間によっては新品購入と差が出にくい |
中古ベビーカーは価格的に魅力的ですが、フレームの金属疲労や安全ロックの劣化は外見から判断しにくいため、安全性のリスクが伴います。特にブレーキ・リクライニングロック・フレームの接合部分は、使用前に必ず確認することが重要です。
レンタルは旅行先や帰省時などの「一時的な利用」には非常に合理的な選択です。日常的に使う場合は、6ヶ月〜1年以上の利用を想定すると、長期レンタル費用が新品購入と変わらない金額になることもあるため、使用期間を想定して比較するようにしましょう。
ベビーカーを買って後悔しないためのチェックポイント
重さ・折りたたみやすさ・収納性を確認する
ベビーカーで後悔しやすい理由のひとつが「重さ」です。カタログ上の数値を見て「5kgなら大丈夫」と思って購入しても、実際に子どもを乗せて階段を上ったり電車に乗り込んだりすると、毎日の積み重ねでかなりの負担になります。
重さは必ず実店舗で実際に持ち上げて確認することをおすすめします。数値上の差は1〜2kgでも、持ったときの感覚は想像以上に異なることがあります。
折りたたみのしやすさも重要な確認ポイントです。「片手で折りたためるか」「自立するか」「折りたたみ後の大きさは収納スペースに収まるか」をチェックしましょう。子どもを抱っこしながら折りたたむシーンは日常的にあるため、片手で完結するかどうかは使い勝手に直結します。
走行性・安定感・乗り心地で選ぶポイント
走行性は実際に店舗で押してみないと分かりにくい部分ですが、いくつかのポイントを確認することである程度判断できます。
- タイヤが大きいほど段差・悪路に強い傾向がある
- 前輪がスイング(回転)するか固定かで操作性が変わる
- サスペンション付きのモデルは振動を吸収し、赤ちゃんの乗り心地が向上する
- ハンドルの高さ調整機能があると、身長の差がある夫婦で使い分けやすい
わが家でも妻と私で身長差があるため、ハンドルの高さ調整機能は「地味に大事だった」という機能のひとつです。長時間押し続けるハンドルの高さが合わないと、腰・肩への負担が蓄積されます。夫婦で実店舗を訪問して、二人とも実際に押してみることを強くおすすめします。
安全性(SG基準・タイヤ・ブレーキ)の確認方法
ベビーカーを選ぶ際は、「SG基準」をクリアしているかどうかを必ず確認しましょう。SG基準は製品安全協会が定めた安全基準で、国内で販売されているベビーカーの多くはこの基準を満たしています。ただし、海外からの並行輸入品や格安品の中には基準外のものも存在するため、購入前に確認することが大切です。
ブレーキは足踏み式・手動式などがありますが、確実にロックされるかどうかを実際に試してみることが重要です。坂道や傾いた路面でロックが甘いと、重大な事故につながるリスクがあります。
タイヤについてはゴム製か樹脂製かで走行感が変わり、エアタイヤはクッション性が高い反面パンクのリスクがあることも覚えておきましょう。
使用期間・成長に合わせた長く使えるモデルの見極め方
ベビーカーの使用期間は一般的に、生後1〜2ヶ月から3歳頃まで(最大4歳・体重15〜22kg程度まで)が目安です。ただし実際に使う期間は生活環境によって大きく異なり、2歳前後でほぼ使わなくなる家庭もあれば、3〜4歳まで頻繁に使う家庭もあります。
長く使えるモデルを選びたい場合は、「対象月齢と最大体重制限」「シートの耐久性(撥水・洗濯可能かどうか)」「フレームの素材(アルミ合金は耐久性が高い)」を確認するのが有効です。
また、「第二子に使い回せるか」という観点で選ぶ場合は、耐久性・メーカーの部品供給体制・消耗品の入手しやすさも重要な比較ポイントになります。
購入場所(実店舗・通販・楽天・Amazon)で価格はどう変わる?
| 購入場所 | 価格の傾向 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 実店舗(赤ちゃん本舗・トイザらスなど) | 定価に近い・セール時は割引あり | 実物確認・試乗ができる | 価格がネットより高いことも |
| 楽天市場 | ポイント還元でお得になりやすい | まとめ買いでポイント大量獲得 | 偽物・並行輸入に注意 |
| Amazon | タイムセール・プライムデーで安くなる | 配送が早い・返品しやすい | 価格変動が激しい |
| メーカー公式サイト | 定価販売が多い | 正規品保証・カラー選択肢が多い | 割引がほぼない |
ベビーカーは「実店舗で試してからネットで買う」という方法が、最もコスパ良く満足度の高い購入につながりやすいといえます。
実店舗では実際に折りたたんで持ち運び感を確認し、押し心地や乗せやすさをチェックした上で、ネットで価格を比較して購入するのが賢明です。楽天やAmazonのセール時を狙うと、定価より1〜2割程度安く買えるケースがあります。
セール時期・旧モデルを狙ってお得に購入する方法
ベビーカーをお得に買うタイミングとして、以下のシーズンが狙い目です。
- 楽天スーパーセール・お買い物マラソン(3・6・9・12月頃)
- Amazonプライムデー(7月頃)・ブラックフライデー(11月)
- メーカーのモデルチェンジ時期(旧モデルが値下がりする)
- 出産準備シーズン(3〜5月)の逆、つまり9〜11月は在庫処分セールがある場合も
旧モデルを狙う場合、新モデルとの機能差はほとんどないことが多く、カラーや細部の仕様変更のみの場合も少なくありません。型番を調べて旧モデルと新モデルの仕様を比較してみると、旧モデルで十分なケースが多いことに気づきます。
購入タイミングは「出産予定日の2〜3ヶ月前」が一般的ですが、セール時期が重ならない場合はクーポン・ポイントを組み合わせてなるべくお得に購入する工夫が有効です。
まとめ:ベビーカーはいくらのを買えばいい?
ベビーカーの価格帯は1万円以下から15万円以上まで非常に幅広く、「いくらが正解か」は一概には言えません。ただ、アンケートや購入者の傾向を見ると、3万円〜5万円台が最も選ばれている価格帯であり、機能と費用のバランスが取れた選択として支持されています。
大切なのは「価格の高さ=良い選択」ではなく、「自分たちの生活スタイルに合っているか」という視点で選ぶことです。車移動がメインか電車がメインか、毎日長時間使うか旅行時のみか、第一子か第二子以降か——これらの条件によって、最適な価格帯と機能は変わります。
購入する際は必ず実店舗で実物を確認し、重さ・折りたたみやすさ・押し心地を夫婦ふたりで体感した上で判断することをおすすめします。その後、楽天やAmazonのセール時期・旧モデルの値下がりを活用してお得に購入する、という順番が後悔の少ない買い物につながります。
ベビーカー選びは、生まれてくる子どもとの毎日の外出を支える大切な道具を選ぶ機会でもあります。「子どもにとって快適か」「親にとって使いやすいか」「予算に無理がないか」の3つを軸に、納得のいく一台を選んでください。

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