男脳とは?!思考の違いを理解し、イクメン育て

お互い好きになって結婚した夫。
 
でも子どもが産まれて、パパとママという立場になった途端「どうしてそうなの?理解できない」と、イライラするようになっていませんか?
 
 
今回は、そんなママに知っておいて欲しい、産後のママの体とパパの脳のお話をお送りします。
 
まず、産後、どうしてパパに対するイライラが始まったのか?
 
それは、最近注目を集めている「ガルガル期」が、一つのきっかけになったと思われます。
 
 
これは、出産を機に女性のホルモン分泌量が変化することで起こり、赤ちゃんを大事に思うあまり、他人への警戒心や攻撃心が強くなる状態をいいます。
 
 
この攻撃の対象は夫であっても例外ではなく、対応を間違えれば、離婚の危機にも繋がる、不安定な精神状態です。
 
また、出産により生活スタイルが一変した疲れやストレスも、この不安定さに拍車をかけます。つまり、出産によって変化したのはママの方なのですが、それに気がつかないと、パパへの不満ばかりが高まってしまうのです。
 
それでは、「ガルガル期」だからと、ママは不満を抑えるべきなのでしょうか?
 
 
 
もちろん、それではママの負担ばかりが大きくなり、いずれ爆発してしまう結果になります。
 
 
そのため、必要になるのは、パパにも「ガルガル期」を理解してもらい、一緒に乗り越えてもらうことです。
 
ただ、ここで大切なことはパパの持つ男脳を理解し、それに沿った提案をすること!実は右脳、左脳を上手に使って物事をこなせる女性に対し、右脳なら右脳、左脳なら左脳を使って物事に取り組む男性は、細かな感情を読み取っての行動や2つ同時並行の作業が苦手です。
 
 
 
わかるだろうと言葉で要望を伝えなかったり、あれこれ同時に指示を出すのは得策ではありません。また、女性がやりがちな感情重視の話、例えば「~が嫌なの」といったものより、「~だと××が起こる可能性があるので、○○して欲しい」など、具体的かつ論理的な話をする必要があります。
 
 
意識的にこれらのことを行うのは大変ですが、ママ側が歩み寄ってパパが理解しやすい状況を作れば、イクメンは育ちます。
 
 
ちなみに、ある実験で、男性に週1回2時間の育児体験を3カ月続けてもらったところ、脳の働く部分に大きな変化が見られ、女性に近い動きを見せるようになったそうです。
 
なお、これは産後に限った話ではありません。
 
 
 
子どもが大きくなってからでも、イクメンは育つもの。
 
 
最初からママと同じレベルを求めず、パパでも参加しやすい遊びや入浴で子どもと触れ合う時間を増やし、育児スキルをUPしてもらいましょう。
 
 
パパのイクメン化の鍵は、ママが握っているのです。
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