「休日くらい家でゆっくり寛ぎたい」と考えるパパと「家に居る時くらい家事を手伝って欲しい」と考えるママ。
どうしたら双方の考えが一致するのか、頭を悩ませている人は多いことと思います。
そもそも、「我が家」は二人のもの。
ならばその空間を二人にとって快適なものにすることを楽しんでしまえば良いのです。
「アレをすべき!コレをすべき!」といった考え方ではなく、「快適にしよう!」という提案なら両者ともに折り合いが付くはずです。
そのためには楽しみが必要。
例えば、パパの会社仲間をお招きするなど、来客の予定を立てると俄然やる気が沸いてきます。
パパが自慢したくなるような家、そして夫婦が快適になる空間を二人で協力し合って作りあげるのです。
パパとママ共通のお客様をお招きする予定を立てると、ちょっとよそ行き顔になる妻や夫の意外な一面を見ることも・・
また、「今日の夜は夫婦でゆっくりDVDでも見て乾杯しよう!」といった予定でも良いでしょう。
寛ぎの時間を楽しみに、お風呂掃除やトイレ掃除など家事にも力が入ります。
楽しみのために家事をするため不機嫌になることも、義務感も無くなり、「自分が心地よいからキレイにしたい!」という気持ちが生まれてくるのです。
人間は、不思議な生き物で、楽しみが目の前にあるのと無いのとではやる気に大きな差が生じるものです。
それは子供も大人もいっしょです。
そして、一度快適な空間を味わうと、その心地よさを維持していきたくなるものです。
訪れたお客様が褒めてくれたりすると、ますますやる気が増します。
「我が家が快適であること」それは、夫婦の仲にも大きな影響を与えます。
雑然とした空間の中で生活していると、どうしてもダラダラとした生活を送ってしまいがちです。
要するにパパからすると、家事を手伝うという「張り合い」が無いのです。
夫婦揃って家での時間を楽しむ、楽しみもなければ、目的もないためです。
我が家を快適空間にする心地良さを知ると、お洒落な雑貨など家に飾る物にも興味が沸いてきます。
このようにして、夫婦で雑貨屋さんを見てまわるようになるケースもあるのです。