育児ストレスの相談相手はママ友?パパが相談相手にならない現実

 皆さん、「育児ストレス」を感じたことはありますか?

 

実は、ある企業が子育てに関するアンケートを実施したところ、なんと回答したママの84%「育児ストレスがある」と答えたそうです。

 

それに対し、パパ側は59.5%と大幅に下回り、育児負担が女性に集中していることが伺えます。

 

さらにこの調査によって、興味深い事実が浮き彫りになりました。

 

それは、育児ストレスの対処法として、パパは「夫婦でコミュニケーションをとる」が最も多く回答されたのに対し、ママ側の回答1位は「睡眠をとる」、2位は「ママ友と話し、相談する」、3位でも「美味しいものを食べる」となり、全くパパのことは出てこなかったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、なぜ、こんなことになってしまったのでしょうか?

 

それは、「話を聞く」という行為に対する認識が、男女で異なっているからです。

 

例えば、女性にとって「話を聞く」というのは、その内容を理解し共感すること。

 

それに対し、男性側は、相手が話す情報を把握できれば、「話を聞いた」ことになります。

 

そこに共感の感情は必要なく、結果、「○○だったの」という会話に対し、「そうか」などの返答だけで済ませてしまうのです。

 

これでは、女性が会話に求める「共感」が得られず、「本当に話を聞いているの?」という不満につながってしまいます。

 

また、「共感」する前に、自分の話に置き換えてしまったり、こうすれば良いなどのアドバイスをするのも問題です。

 

話途中の置き換えは相手の話を軽視する行為ですし、良かれと思ってのアドバイスも、共感がなければ上から目線に捉えられてしまいます。

 

 

 それでは、世のパパ達は、ママとどういうふうに話をすれば良いのでしょうか?

 

円満な夫婦生活を維持する会話の秘訣は、共感の意を示すために、会話の端々で積極的に相槌を打つことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、相槌だけでなく、「大変だったね」など、具体的な共感の言葉も必要です。

 

たったそれだけのことで、ママの育児不満は大幅に解消され、夫婦の信頼関係も深まると思いますよ。

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