夫が「アレをしてくれない、コレもしてくれない」と、妻が夫に望むことは多々あります。
また、夫も妻に対して「アレをしてくれない、コレもしてくれない」と色んなことを望んでいるのです。
要するに、お互いに無いものねだりをしているということになります。
人に優しくされたい、癒されたい、尽くされたい、みんなが思っていることならば、自分から与えられる人になりましょう。
「キレイにお掃除をして、家族が寛げる家にしよう!」、そう考えて家事ができる人は幸せです。
なぜなら、快適な空間を作りあげ、一番快適な気分を味わえるのは当本人だから。
ですから、褒めてくれなくても、評価されなくても快適な気持ちには変わりありません。
そして、「美味しいお料理を作ろう!」、そう考えてお料理が出来る人は幸せです。
美味しい料理を味わって幸せなのは、夫や子供たちだけでなく、当本人も同じだからです。
このように考えると、尽くすのが夫であれ、妻であれ、尽くしている方が尽くされている方より幸せな気分を味わえるということが分かります。
一見尽くしているようにみえて、自分が一番満たされているのです。
そんなことが分かってくると、「してもらいたい」という受け身の体勢から「してあげたい」という与える側の体勢へと習慣化していくものです。
尽くすことにはたくさんのメリットがあります。
尽くすという習慣は、夫にも伝染するということが1つにあげられます。
美味しい料理を作り、清潔な住処を維持し、快適で過ごさせてくれているということを、幸せだと思えるためです。
感謝の言葉をいちいち言ってくれなくても、感謝されていることは自分が一番知っているはず・・
同じだけ返して貰おうなどと考える必要は無いのです。
子育ての大変な中で、それでも快適な空間作りをしようと考えている妻を悪く思う夫はいないでしょう。
そんな姿を見せることこそが、夫を家事参加に巻き込む一番の薬です。
尽くして幸せ気分を味わいましょう!